明け空の展望台

ヤフブロより移転。ぷよの二次創作ゲームを作る者です。よろしくお願いいたします。

ぷよ小説5についての考察


この記事は6月15日発売の5つ目のぷよ小説「ぷよぷよ アミティと愛の少女!?」についての
個人的な考察ページとなります。以下のことにご注意ください。
というかぷよクロをクリアしてない人やこの小説を読み終わってない人は
ネタバレがひどいので先に進まないでください。

注意事項
※容赦ないネタバレ注意。
ぷよ小説5だけでなくぷよクロに対する
ネタバレも存在します。
※ついでに物凄くガバガバ。
※考察のくせに個人的願望が混入してる
大体は言葉尻を取りまくってバカみたいに無駄に考えまくってるだけです。


以上が大丈夫な方はお先へどうぞ。といってもあまり考察量は多くないのですが……














考察要素、および疑問点

〇1.最後のくだり。3人はアリィのことをどの程度忘れて/覚えているのか。
仮定1:3人とも忘れてる説
割と妥当案。皆忘れてるけど本能的に記憶が残ってる感じ。
でもこの感じじゃすぐに薄れて消えていきそうですねぇ( ^ω^)・・・
だがそんな救われない可能性は私が考えたくねぇので没(わがまま)

仮定2:アミさんだけ忘れてる説
残りの二人が一瞬止まってもさほど違和感を持たず愛という言葉を受け入れてるのが根拠。
もしくはぴたっと止まったところで「思い…出した!」となっている可能性も大いにありです。

仮定3:全員覚えてる説
一人称始点でアミさんがアリィに言及していないのは
忘れた「フリ」をしているだけ、という視聴者へのトリック説。
ぶっちゃけそういう表現はアミさんの性格に合ってない気も多少はあるが、
愛について「『誰の口グセなの?』とは聞かれなかった」と言及している。
「どこで聞いたの」などではなく「"誰"の"口グセ"」という表現がひっかかる。
誰かの口癖であることまでわかってて話していると考えると
実は覚えてないように見せかけてるだけの可能性が出てくる。


結論:どれもあり得そうだが2か3でオナシャスできれば3(個人的希望)




〇2.そもそもアリィはどの事象から来た存在なのか。
hint:エコロp108「相変わらずアリィちゃんらしいね」
この発言からエコロはアリィを知っていることがうかがえる。では「どこ」で知った?
仮定1:ぷよクロの時間軸説
なんのひねりもない考え方。矛盾も特にない。

仮定2:どこともいえぬ全く別の時空から説
そもそもアリィという存在がサタンが作った本の世界に存在する住人(多分)だから
どこかの事象に普通にぽつんと存在するのはちょっと無茶があるのでは?
アリィという存在の正体に対する考察はぷよクロ本編を踏まえないとならないから何とも言えないが…

結論:前者しか考えつかない



〇2派生.正確にはアリィのもといた時間はぷよクロ本編開始前、本編終了後のどっち?
記憶がなくなっているのでどちらでもあまり差異はないのだが、この時間の違いにより
「ぷよに対する経験があるか」「ラフィソルが居るか」という大きな差異が生じるのがポイントか。
仮定1.ぷよクロ本編開始前
アリィが少々ぷよに慣れていたらしき表現と少しかみ合わない。
ただぷよクロの方でも見様見真似でぷよぷよを行っていた描写はあったと思う(うろ覚え)ので、
単純にこれはもともとの才能と考えてもさほど不自然ではない。

仮定2.ぷよクロ本編終了後
「ラフィソルどこ行った」という問題が発生する。
小説本編開始前にアリィと一緒にウロボロスと対峙して魔力を大きく消耗し
1日中ペンダントに引きこもらないといけない状態になった、などと考えることもできるが
少しこじつけすぎか?


結論:前者っぽい?ただし後者の可能性も少なからず存在する。





〇3.p165「前にアリィと会ったことがあるかも」の意味を具体的に読み取ろう
仮定1:小説内の時間軸はぷよクロ後の時間軸で、
     ぷよクロ本編終了後に「何らかの要因」で全員が本の中の出来事を忘れている
「何らかの要因」が相当無茶がないと無理。
「時空を超えることが記憶喪失につながる原因」であることを考慮しても
→サタンが作った本の中の世界に行くのは時空を超えることと等価なのか?
 →もし真と仮定したら何故本に吸い込まれた全員は重大な記憶喪失を受けなかったのか?
という疑問が生じる。
アリィ以外に記憶喪失耐性がある、サタンがそこへの対策をかけていた(まずサタンは時空に詳しいのか?)、
アリィが本の世界の住人であることが記憶喪失への耐性の低さに関係している
などという可能性は考えられるがさすがにこじつけすぎなため没。


仮定2:「パラレルワールド」の記憶が流れてきただけ
どこぞの十数年前のインタビューで言ってたアレ。
アミさんがパラレルワールドの記憶を共有してるとかいうアレ。
他の並行世界の記憶と無意識に共有ができたなら
ぷよクロ本編の記憶を受けて「アリィと会ったことがあるかも」
と思うのも少し納得いく。
だがその場合アルルやりんごも同じような事を感じたという事実に対して説明が出来ない。


結論:後者が有力説か。だがどっちも推測の域にとどまっており不完全。




〇4:アリィとウロボロスの関係性は?何故時空の扉から追い出された?
前提仮定:とりあえず扉の先には普通に本の中(ぷよクロ)の世界が繋がっていると仮定しよう。
       他にアリィが定住する時空はなさそうだし。
hint:ウロボロスは「強いチカラ」を好み独占する魔物。
   具体的には魔力をむしゃむしゃ食べてる感じか。時空の扉を「美味そうな魔力」と表現していたし。

とりあえずウロボロスはむしゃむしゃっぷりからし
単純に時空の扉の魔力をむしゃむしゃしたかっただけと考えて良さそう。目的もそれだったし。
アリィが時空の扉から追い出された理由については
ウロボロスが「時空の扉の魔力を得るには勇者が邪魔だから」(p16)といっていたことがヒント。
勇者というのは会話内容から考慮して恐らくアリィと考えるのが妥当であろう。
(他の人が勇者ならアリィが扉から追い出されたのと繋がらない。)
では「時空の扉の魔力を得るのにアリィが邪魔である」のはなぜか……?

仮定1:アリィが時空の扉を守っていた?
別にそんな言及どこにもないので多分違う。

仮定2:アリィがウロボロスに対する唯一の抵抗者だから
仮定1の派生。
ぷよクロでの本の中の世界に住む生き物は確認できる限りモンスターかモブのみ。
モンスターは知性はないでしょうし、モブは全員獣人で戦闘能力は恐らくないでしょう。
と考えるとアリィが時空の扉のむしゃむしゃに対する唯一の抵抗者、
そんな意味を含めての「勇者」という言い回しにも少し合点が行く。
ただしこの考えでは「ラフィソルどこいった」という疑問が発生するので完全解ではない。
その辺はぷよクロ本編開始前のアリィが飛んできたと考えればなんとかなりそう?
(それはそれで別の矛盾が生じそう)


結論:後者っぽいけど完全解じゃないかも。



〇4派生:そもそも扉の魔力を喰いつくされるとどうなる?
1.その時空へ行き来することができなくなる
2.1に加えて扉の中の時空が丸ごと消滅する
特にヒントになりそうな要素もなく推測でしか言いようないので今回は考察は避けておく。




〇5.本編(ぷよクロ)の事象と時間的につながっているのか否か

手法:ぷよクロと小説の時間軸及び因果関係を考えよう
仮定1:
小説→ぷよクロ
〇3で議論した「アリィと前に会ったことがあるかも」というアミティの考えと時間的に矛盾する。
パラレルワールド説の派生で「未来の自分の記憶が流れ込んだ」と考えても
その場合アルルやりんごなど他の人に初めて会ったときにも
いちいち「前にも会った気がする」と思うはずなので却下。
「前に会った気がする」ということそのものが「ただの気のせい」とするなら
この仮定は有効となるが、さすがにそれはつまらんと思うのです。


仮定2:
ぷよクロ→小説
〇3で考察したように「ぷよクロ本編後から何故全員がアリィを忘却したか」に対する
納得のいく説明ができそうにないので可能性は低い。


仮定3:
ぷよクロと小説は別の時間軸のお話であり前も後もない
楽な考え。


結論:別時間軸の可能性が高いっぽい。

17/10/8追記
○5派生:p166「扉の中から勇者の助けを求める声が聴こえる」→誰の声?
扉の先が「誰か勇者の助けを求めている」時点での時間軸なのだとしたら、
恐らくぷよクロ本編開始前か、もしくは本編中。
となると勇者の助けを求める者といったらモブ住人くらいしか居ない気がする










その他情報殴り書きメモ

・時空を行き来すると記憶が曖昧になる。
 戻ると記憶が「多分」戻るらしい。大丈夫それ…?
→ところでチキュウとかプワープとかAC世界とかソニック世界とか
   結構好き放題に時空を超えまくってるのですが大丈夫ですかね?
仮定:もしアリィのいる時空とのつながり方が今までと違う特例だったとしたら。
    時間空間に加えて「時系列」も異なるため他の場合と比べて時空の不安定度が高く、
    それにより記憶の曖昧さが増すんだとしたら…?

要約:今までと違い「時系列」をもまたぐ時空移動なので不安定さが高い説。
→一応矛盾は少ないがこじつけ感が否めない。推測の域。



ウロボロスは強いチカラを持つものを独占する習性がある。
 「"封印"の魔物」と呼ばれている理由は特にないっぽい?