明け空の展望台

ヤフブロより移転。ぷよの二次創作ゲームを作る者です。よろしくお願いいたします。

endless nightmare 1 ぷよ

これはニビさん製作のぷよの無限ループ的シリアス小説の、
 
ループから抜け出してみたバージョンを自分が作ってみたものです。
 
すなわち、改造。改変。改悪かも。
 
(追記)今考えてみればこれ、話の方向を元と逆向きに持って行ってるのに
よくこの話を作ることをお許しいただけたものですね。
今ならわかる、自分の愚かさ。遅ればせながらニビさんに感謝です。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
・・・ここは・・?
 
 
僕は倒れていた。
 
 
起き上がってみると、すぐに居場所がわかる。
 
 
ここはプリンプ魔導学校の保健室。
 
 
バタンッ
 
 
 
「シグ?」
 
 
女の子が一人入ってきた。
 
 
・・・誰?
 
 
「キミは?」
 
 
「え、・・・アミティだよ・・」
 
 
・・はて、アミティ?
 
 
「アミティ?」
 
 
「キミは・・本当にシグ?」
 
 
「うん」
 
 
「でも・・・・体が黒いよ・・・?」
 
 
「えっ?」
 
 
 
黒い・・・?
 
 
言われて初めて気づいた。確かに自分の体は黒く染まってる。
 
 
どうしてだろう、自分の名前、能力はわかるのに・・・
 
 
 
 
この子がだれだかワカラナイ。
 
 
他のことも思い出せない。
 
 
 
 
「ね、ねえ」
 
 
「なに?」
 
 
「あれ・・・シグがやったの?」
 
 
アミティ、と名乗る子が指差した方向にあるのは、窓。
 
 
「先生はシグがやったって・・・」
 
 
その向こうには、倒れてる人々、崩壊した建物、瓦礫の山。そんなものばかり。
 
 
「嘘だよね?シグじゃないんだよね?」
 
 
 
普通は「そんなことするわけがない」、そういうだろう。
 
 
でも、口にした言葉は・・・
 
 
 
「うん、やった」
 
 
「・・・え?」
 
 
「やったよ」
 
 
「・・・そんな・・」
 
 
 
やったものは、やった。どういうことかそれは記憶していた。
 
 
 
「・・・嘘だっ!シグは・・・こんな酷いことっ!」
 
 
やったって言ってるじゃん・・
 
 
それは、いけないことなの?
 
 
ラフィーナも、クルークも・・・・リデルも・・・・っ!!」
 
 
ラフィーナ?クルーク?リデル?
 
 
「誰?」
 
 
「わからないの・・・?」
 
 
「うん。それに・・・それって、いけないことなの?」
 
 
「・・・?」
 
 
「やったんだもん。ダメだった?」
 
 
「何・・・言ってるの・・・?」
 
 
その女の子の目には涙が溜まってる。どうして・・・?
 
 
「いいじゃん。べつに。」
 
 
「・・・」
 
 
 
歯止めがきかなくなってきた。
 
 
 
「コわしたかったんだから」
 
 
すると突然、アミティ、は、狂ったかのように泣き始め、僕の胸ぐらを叩き始めた。
 
 
「そんなの・・シグじゃない!」
 
 
「僕はシグだよ?」
 
 
 
 
 
 
「ううん・・・違う・・・・この偽者・・シグを返してよ!!!!」
 
 
 
 
そう言われると頭が回らなくなってきた。
 
 
なんで・・僕はシグなのに。
 
 
ソレハ、ソンザイヒテイ?
 
 
 
 
 
「っ!なにするのっ!やめ・・・」
 
「消えてなくなれ。」
 
「うあぁぁっ!!!」
 
 
 
 
 
気づくと、一人の女の子が倒れていた。
 
 
胸の辺りから血が流れてる。
 
 
そっか。服を掴んで、そのまま魔法で貫いちゃったんだっけ。
 
 
名前・・なんだろう。聞いたけど思い出せない。
 
 
まあ、そんなことはどうでもいいや。
 
 
ここに僕の居場所はない。
 
 
自分の居場所を探しに行こう。
 
 
けど、なんだかふらふらする。
 
 
魔力を使い過ぎたのかな。
 
 
ダメだ、あまり歩けない・・・立っていられない・・・
 
 
 
 

 
 
 
 
あれ、ここは・・・?
 
 
自分は倒れていた。
 
 
起き上がったら、そこは魔導学校の保健室。
 
 
 
バタンッ
 
 
 
「・・・アミティ?」
 
 
男の子が一人入ってきた。
 
 
誰?
 
 
「キミは?」
 
 
「だれって・・・シグだよ?」
 
 
はて・・・・シグ・・・?
 
 
(ここまでがニビさんの製作したところ)
 
 
「シグ・・・?」
 
 
「・・・キミ、ほんとにアミティ?」
 
 
「うん」
 
 
「でも、なんかヘン。」
 
 
「ヘンって・・・?」
 
 
「なんか、魔力が凄く溢れてる。」
 
 
 
確かに・・・全身に膨大な量の魔力が溢れている気はする。
 
けどどうしてだろう、自分の名前も能力もわかるのに・・
 
 
 
この子が誰だかワカラナイ。
 
 
 
それに、ほかの事を思い出そうとしても思い出せない。
 
 
 
「・・・ねぇ」
 
 
「?」
 
 
「あれ、誰がやったの?」
 
 
シグ、という子が指差した先には窓があった。
 
 
そしてそこからは倒れている大勢の人々、崩壊した建物、瓦礫の山・・・
 
 
「さっき倒れてたからよくわからないけど、アミティは何か知ってる?」
 
 
普通だったら「知らない」って言うはず。
 
 
けど、口にした言葉は・・・
 
 
「あたしがやった」
 
 
「・・・え?」
 
 
「やったよ」
 
 
「・・・嘘だ」
 
 
 
やったものは、やった。それだけは記憶にある。
 
 
 
「嘘・・・アミティはそんな事するはずない」
 
 
やったって言ってるのに。
 
 
それは、いけないことなの?
 
 
「ラヘーナも、メガネも、リデルも・・・」
 
 
ラヘーナ?メガネ?リデル?
 
 
「・・・誰だっけ?」
 
 
「・・・わからないの・・・?」
 
 
「うん・・・それに、やっちゃいけないことなの?」
 
 
「・・??」
 
 
「やったんだもん。ダメだったの?」
 
 
「何言って・・・」
 
 
その男からは涙が溢れてる。どうして?
 
 
「いいじゃん、別に・・・」
 
 
「・・・」
 
 
だんだん歯止めがきかなくなってきた。
 
 
 
「壊したかったんだもの」
 
 
 
すると突然、シグという男の子は狂ったかのように泣き始め、胸あたりを叩き始めた。
 
 
 
「・・・こんなのアミティじゃない!」
 
 
「え?あたしはアミティだよ・・」
 
 
 
 
「違う!偽者ッ!アミティを返せ!!!」
 
 
 
 
そう言われると頭が回らなくなってきた。
 
 
なんで・・あたしはアミティなのに。
 
 
ソレハ、ソンザイヒテイ?
 
 
「っ・・・何するんだっ・・!」
 
 
「消えてよ」
 
 
「うあぁぁっ!!!!」
 
 
 
 
気づくと、一人の男の子が倒れていた。
 
 
胸の辺りから血が流れてる。
 
 
そっか。服を掴んで、そのまま魔法で貫いちゃったんだっけ。
 
 
名前・・なんだっけ。聞いたけど思い出せない。
 
 
まあ、そんなことはどうでもいいや。
 
 
ここにあたしの居場所はない。
 
 
自分の居場所を探しに行かなきゃ。
 
 
けど、なんだかふらふらする。
 
 
魔力を使い過ぎたのかな。
 
 
ダメ、あまり歩けない・・・立っていられない・・・
 
 
 
 

 
 
 
 
 
・・・ここは・・?
 
 
僕は倒れていた。
 
 
起き上がってみると、すぐに居場所がわかる。
 
 
ここはプリンプ魔導学校の保健室。
 
 
バタンッ
 
 
 
「シグ?」
 
 
女の子が一人入ってきた。
 
 
・・・誰?
 
 
「キミは?」
 
 
「え、・・・アミティだよ・・」
 
 
・・アミティ?
 
 
 
 

 
 
 
 
悪夢は始まった。それに終焉は存在しない。
 
 
時は歪み、空は裂け、すべては破滅へと動き出す。
 
 
この夢が終わるときは、一人の少年と一人の少女、
 
 
どちらかが破滅し、どちらかが狂うとき。
 
 
 
 
 
 
  
 
・・・・二人は、もう戻れない・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
続く・・・・
 
 
 

 
 
 
もう一度言っておくと、続きます。これ。
 
さて、ここまではニビさんが執筆した内容とそう大差ありません。
 
次回からは、茶色嵐ワールド全開。オリジナル。
 
この物語の主役ともいえる新しい人物が現れます。気軽にお楽しみに!